腹立ち日記

2002年2月15日
 午後、同僚が突然やってきた。伝票の処理の件かしら?なんて気軽に考えていたら、さにあらず。
「○○さん(←私の名)、ヨーコさんに何か言った?」だって。
 彼女曰く、いきなりヨーコさんが彼女のもとに来て、私が昨日ヨーコさんに依頼した仕事の、その頼み方、口の聞き方が気に入らない、だとの事。
「…?」な私。
 昨日の事でしょ、それに同僚の女の子は、何も関係ないでしょ?どうなってるんだ?
 このヨーコという人、かなりのクセモノだ。年の頃は60近く、勤続30年余。とにかく、何でもかんでも、自分の気に食わないことがあれば、周りの人に当り散らす。本人には言わない。
 そんなわけだから、社内を転々とする。誰も相手にしたがらない。仲のよい同僚も無し。本人も作りたがらないのだろう。
 工場内の250人余りの人に「ヨーコさんは好きか?」と聞いたら、誰も「YES]と言う人はいないだろう。そんな人だ。
 しかし、そんないわゆる「嫌われモン」の彼女が私の事を「言い方がなっとらん女だ」と言えば、皆はやはり「そうなのか」と、思うだろう。人は良い噂より、悪い噂が好きなのだ。これでは、いわゆる「風評被害」だ。
 私の友達も、これで泣かされた。
 そんなこともあるから、ヨーコと口を聞くときは、私だってなるべく事を荒立てないように接してきたつもりだ、だが、これだ。
 よし、そっちがそう来るなら、こっちだって、負けていられないわよ、言いたい事があるんなら、聞いてやるわ、と、先述の同僚に言った。すると、彼女、
「私は、どっちの味方でもないし。それに、彼女は会社に長くいるからね。あの人はああいう人だし、あまり、逆らわないほうがいいんじゃないの?」だって。
 何か?長く会社にいれば偉いんかい?
 みんなの「事なかれ主義」がヨーコをここまで傲慢にさせて来た。いわばヨーコは、そんな会社の膿だ。
 ヨーコをこのまま野放しにしたら、また今後も泣きを見たり、怒り心頭させる人がいる。
 わたしも、日和見主義的になり、ヨーコを放っておけばいいのか?それとも、「言いたい事があったら、本人に直接言えばどうなの?」と、食ってかかればいいのか?だが、そうした場合、同僚の女の子に嫌な思いをさせる事になるのだろう。チクッた、みたいに。
 田中真紀子さんの気持ちがわかる、今とっても。
 体制に逆らうのは価値のある行為か、はたまた、ボケたドンキホーテか?
 明らかに敵はそこにいのに。
 
 

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